2012年10月22日月曜日

ゴルフの上達に必要なのは総体的価値観より絶対的価値観


 皆さんは相対的価値観と絶対的価値観の違いをご存知だろうか?そう「相対的価値観」は誰々に比較して自分はどれだけ優れているか勝っているかと云う尺度であり、一方の「絶対的価値観」は自分の他人より優れているところを徹底的に強化、鍛え戦うという意味である。
  
 多くのゴルファーの場合、殆ど前者の観点から自分の練習のスタンスをセットしている。人には体型や筋肉、そしてスポーツのキャリアから来る特性があり得手不得手があるもので、往々にして「二兎を追うものは・・・」という世界である。

 筆者はMr.HOGANの薫陶を受けた一人なので、アイアンに磨きをかけている。主はアイアンの練習で従はドライバーである。練習の大半はアイアンショットの練習。その中でも、フェースローテーション、アームローテーション、グリップローテーション、特に右腰から左腰の間の動きにこだわって、其の練習を練習開始10分から15分ほど行い。途中で、ショットが怪しくなるともう一度繰り返すことにしています。そうすることによって上述の回転がきちっと管理され、しっかりしたインパクトが得られるということを体験的に実行しています。そしてその基本は全てのスイングに通じること、ドライバーの飛距離もそれによって伸びるということが実感できています。

 練習場へ来て、ひたすらに球数を求める人がいますが、これは愚の骨頂。久しぶりにゴルフをするので身体の「さび落とし」ということであれば、分からないでもないが、無駄な球打ちは止めた方がいい。

 上掲の写真、とてもいい構えをしておられるが、スイング軌道が縦振りであり、右足から左足への体重移動がほとんど行われないので、飛距離も出ない、球筋もキレがない。このスイングで球をいくら打っても、問題解決はしないということに気が付かれないと、進歩は全く期待できないというのが実情だろう。従って、そのことを理解して頂き、矯正のドリルを差し上げている。

 これに気付かせ、正しいスイング指導をするのが、画像解析装置を使ったゴルファーズガーデンの有人スイングアドバイスである。




2012年10月10日水曜日

理想の水と健康で豊かな暮らし  ㈱マーフィード 代表取締役池田比呂志 氏


 今日はゴルフの話ではないが、健康な身体と心が無ければ、ゴルフも好きなことも出来ないということで、我々の最も身近で関心のある「水」のお話を聞くことが出来ました。話し手は横浜にある株式会社マーフィードの池田 比呂志社長。御自身も大変なゴルフ愛好家で、長男だけは体操の選手だが、姉妹二人は永年杉田ゴルフ場の「溝垣親子教室」へ通ってこられる。もちろん、奥様も誰かが欠けた時と云う限定だがよくおいでになる。そんなことから、長年親しくさせていただき、R.O浄水器をやっておられることが判って以来、代理店契約を結ばせて頂き、販売店のご紹介をしている。

 そんなことから、筆者の親友の関東学院大学の人間環境学部の角田光淳教授から教養学会主催の講演者の相談を受けた時、学部の趣旨と目的に沿ってふさわしい講師と云うことで、池田社長を推薦、トントン拍子に話がまとまった。その時、ご子息が関東学院の六浦校に通っておられて、体操部に入部されているそうで、それなら岡村先生門下の奥山先生に聞いてみると、良くご存知との事。貴公子然とした生徒さんだそうだ。


 M社の企業理念は「水を通じて健康と豊かな生活に貢献」するというもので、年々悪化の一途を辿る水の質に対し、最新の科学で本来の水(純水)を取り戻そうということで、R.O.膜(逆浸透膜)という0.0001ミクロンの膜で水道水中から不純物を除去するシステムを開発。水のない地域や離島等には海水を真水に変える大型の施設が備え付けられている。
 ご承知のように人間の身体は赤ちゃんで70%老人で50%が水であると云われる。もっと言えば母親の胎内では羊水と云う水の中で赤ちゃんは育つ。人間の起源は水の中から始まったとも云われております。
 水には薬理作用と云う機能があり、これが機能しなくなると様々な障害が生じると云われています。
  1.     細胞の形態維持、代謝作用を促進
  2.     血液と体液の循環を促進
  3.     栄養素を溶解し、血液やリンパ液として胎内を循環・運搬しながら細胞に供給
  4.     人体に不要な老廃物や体内毒素等を排出
  5.     血液や各部のPHを一定に保つ
  6.     体内の熱を放射して体温を一定に保つ
 従って、身体に好い水と云うのは限りなく水の中に混じり物がない水(純水)、即ち人間の体液に限りなく近く、その働きを阻害しないものということが言えます。公害が無かったころの山奥の湧水は大地と云う自然のろ過機能が機能して、
この純水に近い水であったが、今では名水と云われる水でも調べてみるとあてにはならない状態だという。それほど環境が悪化し、ろ過機能が効かなくなっているということだ。

 純水の特徴として:

1.経年変化(腐らない、酸化しない)
  ・カビや細菌のエサがないため、繁殖
   しにくい
2.蒸発残留物が残らない
  
3.よく溶かす
  ・出汁の出、お茶ので、香りが立つ
4.相手を変化させない
  ・野菜あらい、炊飯、薬の服用に最適

5.浸透圧が最も高い
  ・体内への吸収力が高い

6.有害物質が入っていない
  ・ペットや赤ちゃんが何の心配もなく
   飲める水

 ということで、水道水から作られるR.O.浄化水は身近に手に入る限りなく本来の自然の水(純水)に最も近い水であり、人間の身体が一番欲しがっている水であるということが結論でした。

 水には様々な種類があり、商業主義で、如何かと思うような表現がされて売られているものもあるが、ペットボトルと携帯電話を片ときも離せない今の学生諸君にはどんな風に聞こえたのだろうか?授業の採点の一環で、感想文を提出することが義務付けられているので、それを見てみたいような気がする。
 お世話した筆者の感想としては200余名は超えると思われる数の学生が関心を持って聞いていたという印象である。身近な課題であり、学部のテーまでもあり、自分たちの進路設計に沿った講演の内容であったと思いました。

 この講演は学外の方も聴講できますので、水に関心のある方は遠慮なく参加ください。10月16日(火)16:20分から金沢八景校舎E1号館505号室で90分の時間で第二回目が行われます。
この時は有名ラーメン店の社長が登壇し、純水で出汁を取る企業秘密をお話になるそうです。




 

2012年10月8日月曜日

加藤 淳プロが三つの歯車をティーチング・・・関東学院大学大學公開講座


 三連休の狭間の日曜日。雨模様であるが、いま一つも二つも練習場へおいでになる人の数は伸びない。これも家族サービス優先の連休故に仕方がないことか?それとも他に理由が?

 そんなことで、今日は訪れる常連さんも少なく、午後から野崎さんが一人でやってきて、二時間ほど沢山のボールを打って帰られたが、その時お話ししたのがこの写真のローテーションの話。
 いつもスイングを拝見しているが、アイアンショットの際に、クラブが下からボールに当たるため、
本来のショットが出来ず、ボールはフック軌道を描いて左の方角にほとんどが流れる。これは
バンカーショットでは致命的な欠陥となる。

 上のスイングは東京読売の加藤淳プロがフェース(写っていないが)ロ-テーション、グリップローテーション、アームローテーションの模範スイングを行っているものであるが、このスイング軌道で、
右腰から左腰までのクラブコントロールが出来るかどうかが、スイングの方向性と飛距離に直結
する。彼は「小さい歯車、中くらいの歯車、大きな歯車」が回転軸の上で回るようにという表現をして
理解しやすく説明しているが、一般的なアマチュアのスイングにはこの動きがほとんどのケースで、
欠落しているので、「先ずひとつスイングの改善を優先的に」ということで、ショートアドバイスをする
なら、このテーマになる。

 前傾をした回転軸の上で三つの歯車が回転している姿が良くわかると思いますが、如何でしょうか?クラブは上から降りてきてインパクトを迎え、左腰の前で右手と左手が入れ替わる様子が
観て取れると思います。このスイングをONE-TWOのテンポで反復し、時にインパクトゾーンで加速
させる練習を行うことがアマチュアにはMUSTであると自分は納得してお勧めしています。特に、
スイング練習に入る前、少なくとも10分程度はこの素振りと、ショートアイアンでこのスイングを繰り返しボールを捉える練習をすること。そして本格的にスイングの練習に入ってからも、時々この練習を挟まれたら充実した練習となるものと思います。

 右腰の高さで、リーディングエッジが12時から11時の方向、フォローの左腰の高さでも同じになるように、フェースのローテーションもイメージしながら身体の回転と共にスイングできるように注意をしながら、正しいスイング軌道を作っていきます。

 これを10分ほどやった野崎さんは自分の理解不足を認識して帰って行かれた。課題の解決方法が判ったせいか6番アイアンを忘れて帰られた。自分がキープしていますので、今週の土曜日にお渡しします。