2011年5月4日水曜日

能見台の花屋さん

 早朝ということもないが、8時過ぎパンを買いにカメラを持って出かけた。パンを買って帰る途中、能見台通りの花屋さんが店を開いていた。この通りだけでも花屋が四軒ほど、ヨーカドーを入れたら五件ほど、さらに京急ストアーを入れたら六軒ほどある。しかも沢山の生ものが在庫されている。旬の期間は短いと思うのだが、どんなリスク管理の上で、花屋の商売はなりたっているのだろうか?とふと考えてしまう。
ともあれ、町行く人には季節が映り、美しさが目を楽しませてくれる。今は丁度、母の日を控えてカーネーションや草花の鉢植えが所狭しと並べられている。今や母はなく、送ることはできないが、生前は東京からこの時期必ず母親にプレゼントを送っていた。亡くなった時に衣装ケースを見てみると箱の中は見覚えのある品ばかりであった。そんなことを思いながら花を見やっていると、中から一人の老女が出てこられて、カメラがないので携帯でとったのですが、と声を掛けられた。そこで何枚かを撮って、アルバムをして差し上げたのがこの写真だ。
目を楽しませてもらっているせめてものお礼の気持がそうさせた。実は花屋をやりたいと思ったことがあったが、美しいものほど難しいと思って間違いないだろう。

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