2012年9月29日土曜日

世に生を得るは事を為すにあり


上空を見上げると、名前は定かでないが、このあたりを仕切る鳶だろうと思うが、
岡村先生の復帰を祝福するように杉田ゴルフ場の上空を低く舞っていた。



 手術のため公開講座をしばらく
欠席されていた岡村先生が、復帰された。
まだまだ十分な体調という状態ではない
ことは誰でも判っていることなのだが、
敢えて皆さんの前に現れて元気な姿を
見せていただきました。










いつも通りの準備体操、この体操はゴルフをする体作りには最適な運動が盛り込まれている。
筆者などはこれを忠実にやるようになって、体幹がしっかりし、腰の周りの贅肉が落ち、
背筋が伸びて、飛距離もスコアメークにも好影響が出ていることを実感しているところである。


  


普段に比べれば幾分、
簡略化されたプログラムであるが、
5分ほどで体が熱くなり、額から汗が
滴り落ちる。





   床に座り込んで、左右のつま先に
向かって状態を伏せていく運動である。
これに左右後方へのねじり運動が
加わって、体の可動域が広がって
いくことが確認できる。




 最後は、フェース、アーム、リスト
ローテーションの確認である。右腰から
左腰の高さまでの間のクラブフェースの
正しいローテーション(回転運動)を説明する
岡村先生。


 右腰の高さでフェースのリーディング
エッジが12時、フォロースルーで左腰の
高さに来た時の角度が12時。
この動きの確認に、練習の初めの
15分を使いなさいとは先生の言葉。

 
これは実践されたら効果抜群である。やってる筆者本人が実感してお勧めすることに
何ら抵抗感はない。是非、ルーティンに取り入れていただきたい。

 表題の「世に生を得るは事を為すにあり」とは坂本竜馬の言葉であるが、岡村先生を
見ていると正にその言葉が思い浮かぶ。「尊巳及人」とならんで筆者の好きな言葉であるが、
自分にいつも問いかける言葉でもある。

 

2012年9月23日日曜日

初秋の杉田ゴルフ場アイアンコース

 早朝の特権か?黙々とアプローチの
練習に励む、有志の会の会員森さん。

 平日の開場は現在7時だが、土日
だけは6時である。芝はこのところの
雨で夏場の疲れが取れたかのように
生き生きしている。
練習ラウンドの環境としては極めて
いい状態である。4名のベテラン
グリーンキーパーがケアには十二分に
心を砕き、手入れに余念がない。


 これも有志の会会員の野崎さん。
練習熱心さは群を抜く。独り言で
解説を織り交ぜて、あれこれと
試行錯誤を繰り返している。

 その内、大輪の花が咲くかも
しれない。頑張ろう!








                     
 杉田のアイアンコースにこんな睡蓮の花が咲いている。
8番ホールの池の一番手前で、見過ごしやすいところに
あるので、致し方ないと思うが、時には足を止めて愛でて
やっていただきたい。今は五輪の花が咲いている。








 5輪の内の大型な花が二輪ある。中々、立派な花を
つけている。

 その下には赤い金魚や鯉が泳いでいるが、その数も
増えているようで、どこかで孵化が行われているのだろう。
冬から春にかけてはカモのツガイの姿も見られた。
そして何羽かのひなの姿も見られたそうだが、
上空からカラスが、草むらからは野良猫が狙っていた。

 
夏の終わりからこのコースは芙蓉のピンクと白の花に
彩られる。
この花は極めて和風の趣があり、好きな花の一つだ。

 ザクロの樹も一杯あって、赤い実をつけているが、
今回はうっかりと撮影するのを忘れていた。
この実を見ると食い盛りの子供だった頃の、懐かしい
思い出が蘇ってくる。




 下の写真は2番グリーンの脇にある芙蓉の大木である。
ピンクと白の花が咲いている。珍しい大木であり、
杉田の名物の一つだと思う。
  


 それにしてもバンカー内の荒れ方は
ちょっと問題だろうな。ゴルフは礼儀に
始まり礼儀に終わると思うのだが、
基本的に倫理観や常識と言われる
素養のない人たちがボールだけを
追いかけると、トンデモナイことになる。

 誰もが、気持ちのいい環境でプレーを
したいものだ。来場するゴルファーに
喚起を促すのも施設やそこで技術指導を
する人たちの仕事ではないだろうか。
 ちなみに筆者はこのアイアンコースを
利用するとき、砂袋を持ってラウンドする
ことにしています。

 最後はこの夏目を楽しませてくれた
百日紅の花。この木もコース内には沢山
ある。


 スコアーだけを追いかけゴルフをする
だけではなく、コース内の様々な変化も
楽しみながら自然とハーモナイズして
ラウンドを愉しんでいただけたら嬉しく
思います。


画才も侮れないわが有志の会会員伊藤阿耶雄さんの水彩画



 今日、23日は朝から雨がしっかり降って夏場の不足を取り返すかのような降り方である。ゴルフ場の芝にとってはありがたい雨でもある。

 昨日は会員の伊藤さんの水彩画の展示発表会があるというので、仕事を少し早めに切り上げて、会場の杉田劇場の展示会場へ向かった。もともと絵をやっていたわけではないが、定年退職を機に奥様のお勧めで水彩画を描くことになったとのこと。後ろの二枚の絵が今回の出展作品だ。


 静物画と風景画の二点、どちらも実直で曲がったことの嫌いなお人柄が反映された絵となっていて印象的だった。最近は医学会の出張がある時には一日時間を取って、近隣のスケッチをして回られるそうだ。


 殆どが70歳以上の高齢者の皆さんで、男性会員は4名、7割が
女性会員だそうで、ここでも女性の元気さが目立つ。



 展示会は25日まで続くそうで、興味のある方は是非、のぞかれたらいいと思います。

 場所はJR根岸線の新杉田の駅前、陸橋を渡った1階に横浜銀行や食品スーパーの鈴木屋の入ったビル(LAVISTA)の4階です。


2012年9月7日金曜日

練習はウソをつかなかった・・・三重ファーレン会で連勝


 杉田有志の会の会友の皆さんに慎んでご報告いたします。4日から6日まで、土谷正憲さんと一緒に長野県開田高原にある木曽C.C.へ行って来ました。海抜1000m以上あるこの地は冬は旭川と同じ位の気温になるということで、夏は避暑地として人気があります。木曽馬の牧場やおいしいトウモロコシや蕎麦が人気です。

 ここへ毎年、9月の第一週にやってきますが、これは筆者が名古屋支店勤務の時代からお付き合いが始まった三重県四日市市のフォルクスワーゲン三重北(吉田自動車販売㈱)のオーナーである吉田奉仁さんがそのお人柄で27年間続けてこられた「三重ファーレン会」に参加する為です。

 20年以上にわたって賞品の手配を行っている筆者は、6月の旧奉職先である大沢商会のバーゲンセールに出かけて、値打ち商品を昔の後輩から分けてもらい、賞品の核を作ります。従って、この二か月ほどは結構手間暇掛けて、賞品の調達を行い、現地へ送ります。当初から相当に内容の濃い賞品内容になっており、皆さんに喜んでいただいております。

左は第27回を記念して特別に設けられた賞に入った土谷さん、アダバッドの47,000円ほどのキャディーバッグをゲット、いろいろと手伝っていただいたお礼が出来ました。

 上は優勝の筆者。相変わらず。ダブルペリアに強いことを証明。昨年に続いての優勝です。
普段からラウンド数は少ないのですが、土日のビデオ打席の仕事と、週二回の早朝のラウンドがやはり効果的で、練習が出来ているという自信が、ラウンドマネージメントを支えてくれていますね。やはり練習は「嘘をつかない」ということですね。人がやらないことをやらないと人よりは上手くなれません。ゴルフの上達の秘訣はいい指導者と練習の機会(どんな時、どんな場所でも、どんな方法でも)を如何に増やすかですね。



 名物のオオテマリの樹。アウトの3番と4番のクリークの脇にある。この時期、無数の白い花を付けて、素晴らしい風情を見せてくれる。

 今年は何時もに比べて少し元気がない。特別な手入れが必要かどうかは判らないが、少し樹に生気が乏しいように感じる。ゴルフ場の経営が変わり、人が変わり、経営理念が少しずつ変わってきているなと感じるのは筆者だけだろうか。この樹にはいつまでも元気でお客さんを迎えて欲しい気がする。