2012年10月8日月曜日

加藤 淳プロが三つの歯車をティーチング・・・関東学院大学大學公開講座


 三連休の狭間の日曜日。雨模様であるが、いま一つも二つも練習場へおいでになる人の数は伸びない。これも家族サービス優先の連休故に仕方がないことか?それとも他に理由が?

 そんなことで、今日は訪れる常連さんも少なく、午後から野崎さんが一人でやってきて、二時間ほど沢山のボールを打って帰られたが、その時お話ししたのがこの写真のローテーションの話。
 いつもスイングを拝見しているが、アイアンショットの際に、クラブが下からボールに当たるため、
本来のショットが出来ず、ボールはフック軌道を描いて左の方角にほとんどが流れる。これは
バンカーショットでは致命的な欠陥となる。

 上のスイングは東京読売の加藤淳プロがフェース(写っていないが)ロ-テーション、グリップローテーション、アームローテーションの模範スイングを行っているものであるが、このスイング軌道で、
右腰から左腰までのクラブコントロールが出来るかどうかが、スイングの方向性と飛距離に直結
する。彼は「小さい歯車、中くらいの歯車、大きな歯車」が回転軸の上で回るようにという表現をして
理解しやすく説明しているが、一般的なアマチュアのスイングにはこの動きがほとんどのケースで、
欠落しているので、「先ずひとつスイングの改善を優先的に」ということで、ショートアドバイスをする
なら、このテーマになる。

 前傾をした回転軸の上で三つの歯車が回転している姿が良くわかると思いますが、如何でしょうか?クラブは上から降りてきてインパクトを迎え、左腰の前で右手と左手が入れ替わる様子が
観て取れると思います。このスイングをONE-TWOのテンポで反復し、時にインパクトゾーンで加速
させる練習を行うことがアマチュアにはMUSTであると自分は納得してお勧めしています。特に、
スイング練習に入る前、少なくとも10分程度はこの素振りと、ショートアイアンでこのスイングを繰り返しボールを捉える練習をすること。そして本格的にスイングの練習に入ってからも、時々この練習を挟まれたら充実した練習となるものと思います。

 右腰の高さで、リーディングエッジが12時から11時の方向、フォローの左腰の高さでも同じになるように、フェースのローテーションもイメージしながら身体の回転と共にスイングできるように注意をしながら、正しいスイング軌道を作っていきます。

 これを10分ほどやった野崎さんは自分の理解不足を認識して帰って行かれた。課題の解決方法が判ったせいか6番アイアンを忘れて帰られた。自分がキープしていますので、今週の土曜日にお渡しします。

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