2010年9月4日土曜日

中央アルプス宝剣岳


  年一回の三重ファーレン会が行われるので、長野県木曾福島の別荘地木曽駒高原へ、土谷さんと一緒に出かけた。といっても筆者は主催者の一人で幹事、土谷さんはお客様なのだが、気安くお手伝いを買って出て頂いている。誠に杉田有志の会の会員の皆様には頭が下がる思いである。
 沼津でお土産の干物を買って、富士川から西富士自動車道を北上し、甲府南から中央自動車道を名古屋へ向かってひたすら走る。途中、どこへ寄るかという話になり馬込の宿が候補に、それならば飯田までと走り続けたが、途中で気が変わり、駒ヶ根で降りて駒ヶ根ロープウエイで千畳敷カールへ行くことにした。この辺りは筆者にとっては半分自分の庭のようなところである。日本発条の子会社の日本シャフトの駒ヶ根工場があり、仕事の関係で、よく訪れていたし、いまだに交際して頂いている方々もここにはおられる。
 麓で名物の「ソースカツ丼」を堪能し、ロープウエイで2610mの千畳敷カールへ到着。さすがに涼しいが寒くはない。今年は山も平均気温が5度ほど高いそうだ。
 カメラを持参したので、適当に撮影したのがこの写真の数々。季節的には一番、味のない季節なのかも知れない。多くの高齢の女性たちが、ロープウエイから降りられてきたが、ここでも女性の力強さを目の当たりに見せ付けられた。駒ケ岳には大学時代、山岳部の友人に連れてきてもらい、霜柱の立つ山道を歩き、山頂でテントを張って寝たことがあったが、遠い日の思い出になってしまった。年とともに時間のスピードが早まり、忘却のスピードも増して行くようだが、それも一生という命の定めと納得するしかないのか。

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