2010年9月9日木曜日

四日市の恩人 その1


 筆者が1988年名古屋支店の支店長として赴任した時、アルファロメオの代理店をしていただいていた四日市の吉田自動車販売の吉田社長とお会いした。大のゴルフ好きで、40過ぎからゴルフを始め、ご本人の言葉で言うと「ダンプカー1杯分の球を打った」シングルである。地域で古くからダイハツの代理店、中古車の売買を手広く行い、成功されてきた。その美術骨董品のコレクションは各地の美術館や博物館が借りにくるほどの名品、逸品揃いである。日本刀のコレクションには書籍に出てくるものもある。
 この吉田社長が主宰されているゴルフの会が「三重ファーレン会」。三重県、愛知県を中心に、吉田社長の知人、友人を核にそこからの人脈で構成されている。多い時は200人近くが開田高原の木曾カントリー倶楽部で1泊2日のゴルフをしたこともあるが、25回目を迎える今は40から50名ほどのゴルフ好き、吉田ファンが参加している。自身でマイクロバスをレンタルして四日市から参加者を運んでこられるというサービス振りで、吉田さんの人柄、世話好きの人生が見て取れる。
 筆者は1986年ぐらいから参加させて頂いているが、担当は賞品係り。何でもそろう商社に勤務していたこと、ゴルフに精通していたことが原因の一つだが、世話好きな性格の一面も見ておられたようだ。
 運営は吉田社長と3名の幹事の好きなようにさせて頂いている。それがいやな人は参加されなくてもかまわないと言うスタンスを貫いており、自然と気心が通じ合う人たちの集まりとなっている。
 名古屋へ出張したら必ず、訪問し叱咤激励をいただいて帰ることにしているが、かなりのご高齢のためか、体にも変調が来ているようで、皆で心配している。

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