2012年1月16日月曜日

どうせゴルフをするなら美しいスイングで愉しみたい

写真1 最初の頃
写真2 アドバイス後

二枚のスイング連続写真、小さくて見難いですが、1月15日にビデオ打席へやって来られた横須賀市倫理法人会のOさん。キャリアだけはあるのですが、なかなか100を切れなくてと仰った。最初にショートアイアンで球を打っていただいたが、いくつか気になる点があった。

1.アドレスの姿勢がいわゆる猫背気味でしかも体とグリップの距離が
近すぎて、いわゆる体の正面(懐ともいう)が狭く、窮屈。

2.トップの位置が低く、カラダの後ろに引きすぎている。

3.ボール位置が体のセンターより左足寄りにある。

4.ダウンスイングで右肩、右ひざが前に出るため左腰が開きスイング軌道が外から降りてくる。

5.3、4の為、右肩が落ちてボールの手前を叩きやすい。

と、こんな課題点があった。従ってダフリ気味で、ボールもスライス系の球が大半である。そこで、
先ず、アドレスの形を修正(背筋を伸ばすこと、足の付け根で前傾を入れ、真っ直ぐに手を降ろしたところにグリップが来るように。ボールも少し右足寄りに修正)した。次にバックスイングの取り方をアドバイス。特に少し左肩を意識してクラブを引き、右腰の高さに来たら手首、肘のコッキングを入れて行き、コッキングの角度をキープして右耳の横辺りで止めること。これでオーバースイングが抑えられ、無駄な時間をセーブでき、安定したインパクトが可能になる。
ダウンスイングでは両膝を正面に向けておいて右足に掛かっていた体重を左足に移してやりながら、開いた右前のスペースへグリップを降ろしてくるダウンスイングをアドバイスした。これによりクラブはインサイドから立って降りてくる。右肩、右ひざを前に出さず、左腕でリードしながら右腕(特に右ひじ)を伸ばして行けば、上からダウンブローに球を打ち抜いて行ける。目線はアドレスからインパクト後、フォロースルーでクラブが左腰の高さに来るまでボール近辺に置いておくことがこの動きを助けます。

というような話をしながら約1時間、ショートアイアン、ミドルアイアン、ドライバーと打っていただきました。スイングの基本を修正しましたので、ドライバーを打っても少し従来の球筋と変わって来たようです。インパクトの感触も当然変わってきました。いっぺんに沢山のことをやりましたので、本人も整理がついていないようですが、この写真でもその変化の原因が観て取れますが、如何でしょうか。

毎月1回ほどおいでになるそうですが、納得できる指導をさせていただきたいと思っております。

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