2012年1月10日火曜日

寒川神社へ初もうで


正月も9日ということで、人気の初もうでスポットはどうかということで、顧問先の新年会へ出かけるついでに寒川神社へ立ち寄った。夕方5時前の到着。

暮れは31日にここの神門に毎年飾られる青森ねぶたを撮りに来たが、実際年が改まって、どんな佇まいを見せているのか興味があった。境内の屋台数はかなり減ってしまっていたが、メインの通りでは威勢のいい声が飛び交って商いが行われていた。

薄暗くなった参道の灯篭には火が入り、幽玄な雰囲気を出している。新装なった太鼓橋を渡ってこの神門に至るというのが王道だが、筆者はいつも宮山側の出入り口から出入りするので、これを体験するには一度、逆もどりして太鼓橋を渡らなくてはならない。

火が入ったねぶたはご覧のように夕暮れの雰囲気にうまく溶け込んで、より力強い祈念を感じさせる。参拝する人の数は正月九日、連休の最終日、夕方と云うことで一番参拝者が少ない時間帯に出かけたということだろうが、漏れ伝わるとところによると今年は全国的に参拝者数が少ないとのことだ。好景気で神頼みをする必要がないならまだしも、庶民の懐は厳しいようだ。この辺りにも微妙な時代の変わり目の様相が垣間見られる。

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