2012年2月13日月曜日

へんな癖がつく前に・・・


昨日当サイトのビデオ打席においで頂いたYさん。未だ二十代の後半か三十代の前半の独身男性だ。杉田に来て練習されていて、どうにもスイングが判らないということで、後輩と一緒に迷いながらやって来られた。早速、何球か打っていただくと、もうほとんどが我流。救われたのは力一杯に振り回さないことだ。
先ず、グリップの作り方、ボールの位置と体の位置関係、バックスイングの方法、ダウンスイングの仕方等々、ゴルフスイングとは何ぞやをビデオを見せながら説明した。これが良かったようだ。よくわかるとの返答をいただいた。
ヘッドを利かしてスイングをすることは出来ているので、15分ほどかけて直したのが上掲のスイング。様(さま)になってきましたが、何よりも驚かれたのは体がスムースに回るようになったこと。その結果ボールもどこへ行くのか判らなかったものが、真ん中に快音を残しながら飛び出したことだ。この練習場は嘘がつけないので、真剣勝負だ。


次に一緒に来られた後輩のMさんのスイングを見てみた。ご本人はテニスのプレイヤーで、腕っぷしが強く、アドバイスはテニスのバックハンドの技術と同じですよ。この説明が一番理解が早い。トップからダウンスイングからインパクト以降、ほぼ同じだ。

この写真は初めてクラブを握った人としては立派の一言だ。これもグリップからフィニッシュまで20分ほどのアドバイスを行ったが、最後には弾丸ライナーがワンバウンドで正面のネットに当たるようになった。左ひじが引けているが、この原因を説明したこと。テニスの癖かも知れないがダウンスイングで体の沈み込みが大きいのを直すこと、このあたりが今後の課題でしょう。

ゴルフスイングというものはそんなに簡単に身につくものではないが、最初にきちっとした指導を受けて練習すれば、それが比較的短時間で可能だ。幸い、杉田ゴルフ場にはいろんなサービスがあり、真剣に練習されるなら、自分を定期的に練習せざるを得ない環境に置きなさいとアドバイスをさせていただきました。若い世代がゴルフに興味を持っていただけることは先輩として嬉しいことであり、これを契機に一生ゴルフを楽しんでいただけるようになればと期待しています。

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