2012年7月21日土曜日

抗加齢ゴルフに徹する


今日は早朝よりアイアンコースの下見、27日に迫ったジュニアゴルフトーナメントのコンディション視察である。フェアーウエイもグリーンも最高の状態、バンカーは昨夜の大雨で相当水を吸っているが、試合当日は大丈夫。唯一の課題はティーグラウンドの人工芝が相当に傷んでいる。明日の
ゴルフ場側との交渉で、少し取り替えていただきたいと思っている。


この作業の後、二時間の打席での公開講座を終え、一服していると関東学院大学の人間環境学部の角田教授から突然電話。筆者が学部の特別講座の講師として紹介したマーフィードの池田社長が打ち合わせに来られるので、立ち合えという内容。車を飛ばして大学へ。そこで二時間、水の話を聞き、帰ってくると写真の福原さんがご主人とお孫さんと連れ立って打席にやってこられた。

ゴルファーとしては超ベテランのお一人で、時々顔を出していただけるお得意様である。そこで、さっそく打って頂いたが、球を捉えてはいるが、テークバックは低く、小さく、ダウンスイングで右肩が落ち、インパクトゾーンはクラブが下から出てくる。加齢とともに、スイングが知らないうちに小さくなり腕に力が入り、ダウンスイングでコッキングが早く解け、右足の前でインパクトを迎えるので両腕が五角形になったり、伸び上がらないとクラブが振れなくなる。

そこで、右腰から左腰までの高さを意識してアームローテーション、グリップローテーションの動きをやってもらうことにした。両肘から下の関節に力を入れないで、左右均等の力の配分で、インパクトゾーンの正しいクラブの動き、手の動き、フェースの回転等々を確認していただいた。

ついでに少し構え方が肩、腰、ひざの線で揃っていないので、ボールに正対して貰い、グリップの位置を左目の下に置いてもらうようにした。その結果、バックスイングの作り方もスムーズになり、トップの位置も上がった。その為、体の背骨を軸として肩、腕、手首の歯車がそろって回り出す予感が生まれるようになりました。

ゴルフの上達にはこうやってビジュアルに実際の自分のスイングを確認しながら練習する効果は絶大で、自分のスイングから目を背けている間は、進歩は遅いと断言できるのではないか。

福原さん頑張れ!このビデオ打席にはそう云ってエールを送ってあげたい方々が沢山おいでになる。機械的なシュミレーションも一つであるが、ここではいっぱいある引き出しの中の財産から一番向いているだろうと思われるドリルをお渡ししています。横浜一のビデオ打席とはそのことを申し上げております。

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