2012年6月24日日曜日

原理原則、基本を如何にレベルアップ出来るか、型のある動きはそれに尽きる


 今日のお客様は横須賀の墓石屋さん、小田さんの友人で未だゴルフを始めて間もない方だが、小田さんと一緒にラウンドもされているとのこと。

まず、アドレスをしていただくとグリップがいただけない。ボールがソケット気味に右に出るのが恐くて、基本を無視し、とてもこれがゴルフのグリップですとは言えない形態をしていた。そこでオーソドックスなグリップの作り方を指導。ところがボールを打ってもらうと、これがボールに届かず、すべてクラブフェースの先端に当たるかシャンク気味のインパクトになる。フェースローテーションとスイング軌道がその都度違うので、右腰から左腰までの高さのスイングでボールをクリーンにヒットしてもらい、一定した軌道とフェースローテーションでボールを拾っていくことを練習していただいた。

そういう練習を繰り返していただくうちに何発かはジャストミートするが、その数はまだ少ない。うれしいことには、スイングを直そうと結団されたことである。ゴルフ道具もスイング技術も、極めて論理的且つ機能的に作られており、人間の体の機能にとって自然に受け入れやすいように出来ている。その自然をゆがめて不自然な動作をすることは道具の持っている機能を活かせないことはもとより、自分の体まで痛めてしまう危険性がある。従って、基本に忠実になり、それを身に着けて末永く健康体でゴルフが楽しめることが一番であり、それがアマチュアのゴルフであると思う。

これから定期的においでになるとのことであるが、基本にとことん忠実にゴルフの技術を身に付けて行かれることを期待しています。

自分のスイングを見ることはいくらでも機会があるが、そのスイングが正しいのかどうか、さらにはどうしたら改善できるのかは機械は教えてくれない。それができるのはプロか当ゴルファーズガーデンのビデオ打席であると思っております。アナログに勝るものはないというのが、永年この仕事を続けていて得た結論です。

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