2010年2月26日金曜日

市を上げてのホスピタリティーに地方都市の活力を見た


 年に四回ある高校柔道部の同期会、資格者は10名だが1名行方不明、1名出席拒否というところで、大抵8名か7名になる。会場は愛知県の知多郡内海町。伊勢湾に突き出た知多半島の先端、伊勢湾に面した昔、遠浅のきれいな海水浴場だったところだ。今から、50年ほど前少年赤十字隊のサマーキャンプで訪れたことのある思い出の地であり、大変楽しみにしていたが、記憶の軌跡は全くつながらなかった。
 翌朝、魚市場を訪れて後、常滑市に入り、市営の競艇を見学することになった。津島市の教育長宇佐美君の同窓で、常滑市の教育長の計らいであった。地方の公営ギャンブルも苦戦する中、ここ常滑はどうかなと思って訪れたが、なかなかどうして、ホスピタリティーあふれた対応がなされていて、大変気持ちよい。もっとも比較するものを持たないので、比較論は初めから無理で、自分のイメージと比べての話なので、これは重くはない。貴賓室に入れてもらって、昼食代、お土産を貰った分は少しお返ししなければと思って、三連単を5レースほど買ってみたが全敗、ほろ苦いデビュー戦となった。
 ギャンブルと言うとイメージが悪いが、運営に関してはそのイメージを払しょくするさまざまな対策が行われて進化してきているようだ。乗るボートは抽選で同じ規格のモノが選手に渡され、それを調整して使うということが判り、なるほどと感心した次第である。このように馬にもボートにも全くの縁のない連中の初参戦であった。感心したのは黒字経営だということ、そのことが入場者に感じられたことだ。これは地方自治体が経営する公営ギャンプル故の事かも知れない。

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