2010年2月1日月曜日

遼クンファンの夢來クン(4歳)がやってきた!


 午前中のレッスンの収録が一段落して、整理をしているとビデオ打席に可愛らしい4歳の男の子がお父さんに連れられてやってきた。ちゃんと子供用のゴルフセットを1式持っている。少し見ているとどうやら本格的にゴルフを習ったことはなさそうで、お父さんが練習の合間に教えている程度のようだ。お父さんのゴルフもキャリア豊かなゴルファーとは言えないようで、立派な体はしておられるが快音がなかなか聞こえてこない。
 そんな中で、少し子供に教えてあげようと声を掛けてみた。お父さんも教えてもらうことには賛成のようで、恥ずかしがる「ボク」を叱咤してくれた。まず、アドレス、グリップ、スタンス、ボールの位置などを教えると、さすが男の子である。クラブが振れるので、ボールに当たりだした。センスは十分のようだ。
 聞くところによると、石川遼の大ファンということで、テレビ放送を一生懸命みているとのこと。こうゆう話を聞くと久々に人に影響を与えるプロが出てきたということが実感として残る。
 肝心のお父さんの方にも少し手を入れることにした。こちらもプロについて学んだことはなく、見よう見まねで始めたとのことだが、幸いにして身体のプ力は高い、変な癖が付いていない。基本的なグリップスタンスは素直である。そこで、クラブの機能を説明し、上げようとして、下から上になっている軌道を、ボール位置を変えて、ダウンブローにスイングできるようにアドバイスした。インパクトがしっかりして、打球音、飛距離が全く変わった。ドライバーもアドレスの取り方、ボールの見方、重心の位置、バックスイングで右ひじのたたみ方等々を修正して打ってもらうと、今まで出たことのない打球音と飛距離に変わり、本人が一番驚いた。「ラウンドする時いつも一緒に居てくれませんか」と頼まれたが、料金が高いですよとお断りした。

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