2010年2月25日木曜日

本格的に改造に着手


 熱心な内田教室の生徒の一人、亀井さんのスイング改造が始まった。大変しなやかな体をされている方で、今でも十分だが、ここまで一生懸命やられていると本格的なスイング改造に進んだ方がいいのではないかという判断を担当の内田先生がされたようだ。筆者も大賛成である。従来、バックスイングで右サイドが伸び上がり、グリップ位置も頭の後ろまで来て、両肘が曲がるので、典型的なオーバースイング、従ってダウンスイングでは右肩が下がり、上下動の激しいスイングになっていた。さらに重心が右に残って、そっくり返るスイングになっていたが、今回は先ず、バックスイングを変えて右足にウエイトが乗り、右サイドに逆くの字型のポケットが出来るようにし、オーバースイングを抑えるようにしようということで、従来のスタンスより広めに取り右ひざで抑えてテークバックを開始し、グリップ位置を右耳の横あたりで止め、両肘が曲がらないようにした。従来よりもゆっくりしたテークバックが必要で、反動を使うことを抑えるようにした。その結果が、この写真であって、初期段階の関門は見事にクリアーされた。
 次はダウンスイングの軌道が従来のままなので、これを修正したい。どうしても下から打たないとボールが飛ばない、上がらないと思いがちであるが、クラブには「ロフト」という角度があり、ドライバーの場合は何せボールがティーアップしてある。スイングをすればクラブの最下点から上昇に移る場所にボールが置いてあるわけで、ボールを上げようと意識しなくても自然と上がるのだ。
 それよりもなによりもいいのは亀井さんが「素直」に臨まれていることだ。この姿勢が学びには必要だ。大いに応援していきたい。

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