2012年5月7日月曜日

あたらしいゴルフ仲間が出来ました

5月6日(日)ゴールデンウイークの最終日、二人の新しい仲間が増えました。お一人はこの写真のスイングの女性、徳(のり)ちゃん。年齢はいわゆる熟女の範囲に入る方ですが、少し家庭の主婦や
お嬢様とは違う雰囲気を持っておられる。それが、あとで分かるが、兎に角、堂々としておられる。
アイアンから打って頂いたが、今まで特別なプロのコーチに習ったというわけではなく、周りのゴルフ好きの叔父さんたちに教えられて・・・という印象だ。従って、基本等ないのでグリップからアドレス、そしてスイングもぐちゃぐちゃになっていた。例えば、スライスが出るのでフェースをかぶせアドレス、グリップも左手は超ストロングと云ったようなところ。

そこで、グリップを基本的なものに修正、それとアドレスのボールに対する位置、クラブの向き等をいわゆる基本に戻した。幸いにして職業柄(ここで明かすと女優業)姿勢が良く、背筋はしっかりと伸び、りっぱな骨盤の上に伸びている。但し前傾とひざの屈折が強すぎるので、アップライトにゆったりと構えることをアドバイス。腕、手首、グリップの力の入れ方のポイントを伝授した。

そして、トップで左サイドにウエイトが残り、右サイドが大きく反ってしまうバックスイングを修正して、出来上がったのが、この写真です。当初、本人はまったく初めての論理的な説明に戸惑ったが、実はビデオをモニターで再生しながら、自分のスイングが変わっていくさまを見ていただきながらやったので、たちまちスイングのスムーズさに目を見張り、アドバイスを素直に聞いていただけた。ゴルフをする楽しみを育ててあげるのが小生の仕事。多忙な女性であるが、これから時間を
作っておいでになるだろう。その内に、杉田有志の会にも入会していただければ、会員の皆様にも
嬉しい仲間として喜んでいただけるだろうと思っております。頑張ってください。



もう一人の方はやはり徳ちゃんのお知り合いで大桑さんとおっしゃる。ご夫婦で来られたが、奥様は見学といったところ。早速、打っていただきましたが、なんとなく力強さがなく、飛ばない。お歳は40前後(正確には42歳)とお見受けしたが、この飛距離と球筋ではゴルフは面白くない。

大桑さんもプロについて習ったことがなく、見よう見まねでゴルフをしてきたお一人だ。但し、この方が先天的に持っておられる大きなアドバンテージが一つあった。それはトップ以降の体の裁きが抜群に上手いことである。その上手さも判ってやっておられるのではなく、無意識の動きである。
こうなるとスイングの前半を直すだけで、大きく違って来る。バックスイングの仕方を勉強すればいいので、簡単である。

下の写真では始動時の体重移動が未だ完全に把握されていないので、従前の左足に残ってしまう名残があるが、少し、右へ顔が移動してもいいぐらいに考えておけば、自然と矯正できてくるだろう。切り返しで、左腰でスイングをリードし、インサイドからクラブを降ろしてくる練習を繰り返し、ボールが全く上がらなかった問題も解決の方向に向かった。

成果は、何よりも練習後のお二人の晴れやかな、そして満足そうな顔である。折角ゴルフをするなら、いいスイングで愉しいゴルフをする。そして長く愉しむゴルフをすることだ。そういう意味で、有意義な一日でした。「見る・聞く・試す・納得」このプロセスをゴルファーズガーデンは器械ではなく、器械を使いながら「人」がやっております。


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